2009年4月6日月曜日

セグウェイツアー


ノースビーチで最近良くみかけるセグウェイツアー。ガイドに続いて、10人(10台)ほどが礼儀良く列を作ってくっついていく。みんなヘッドホンみたいなものをつけて、お互いに会話できるようになっているらしい(もしくはガイドの話を一方的に聞くだけ?)車道を走ることが許されているので、みんな誇らしげに歩行者を次々と追い越していく。たまにストップサインで止まって歩行者や観光客の注目を浴びるのもまんざらでもなさそうだ。トレーニング含めて2〜3時間で70ドルだから決して安くないけど、観光のついでにセグウェイに乗れる、しかも日本では禁止されている車道を走れる、という貴重な経験を加味すれば、一石二鳥?のお得な経験かもしれない。

2009年3月23日月曜日

サンフランシスコのチャイナタウン

アメリカに住む外国人の大きな不満の一つとして国籍を超えてあげられるのが、パンがまずい!ということ。それは食に相当こだわるサンフランシスコでも例外でなく、驚くほどおいしいパン屋が少ない。ヨーロッパ風のパン屋やカフェは多くあるのだが、バターを一本丸ごと使ってるんじゃないかと思うような濃厚な巨大なクロワッサンが3ドル以上したりして、しかも大しておいしくもない。日本だったら駅前のチェーン店ベーカリーでも20種類以上の焼きたてパンが常に置いてあり、しかも定番商品は当たりはずれなくおいしい。それに比較すると、車で20分運転し、パーキングを10分探しまくった末にありついた「評判」とされるパンでも損した気にさせられるような期待はずれなパン屋が多いのである。
そんな中、最近はまっているのがチャイナタウンにある香港系のベーカリー。これが結構日本の菓子パンに似た感じで、軽くて安くてかなりおいしい。チャイナタウンに10店以上はあってパンやケーキのみのところもあれば、飲茶系の軽食を一緒に扱っているところもある。今日は日本のガイドブックにも載っているゴールデンゲイト・ベーカリーに行ってきた。日曜の午後とあって10人ほどが店からはみ出して列を成している。有名なのはエッグ・カスタードだが、個人的にはカップケーキとパイナップル・バンが一番おいしいと思う。カップケーキはとても軽くてサイズに関わらずペロっと平らげられる。パイナップル・バンはいわゆる日本のメロンパンみたいに上に甘いカリカリした層が乗っていて、残りは普通のフワフワパンといった感じ。パイナップルの味がするわけでも何でもなく、ただ単にパイナップルの皮のようなギザギザがついているから、というだけでそう呼ばれている。カップケーキはチャイナタウン内のパン屋それぞれに特徴があり、ゴールデンゲートのものは他に比べてレモン風味が効いているようだ。この店はメインの通りの真ん中にあるという良い立地条件もあって観光客にも人気なので、他のパン屋よりも高めの価格設定だが、それでもほぼすべてのパンが1ドル以下。チャイナタウンを散策がてら、別の店のものと食べ比べてみるのも楽しいだろう。

2009年3月9日月曜日

フローズンヨーグルト戦争

最近この近辺では、フローズンヨーグルトブームがすごい!大げさな話ではなく、サンフランシスコ市内を歩いていると数ブロックごとにフローズンヨーグルトのお店があるような印象さえ受ける。しかもスターバックスのように限られた会社が独占的にチェーン店を展開しているわけではなく、多くの違う店が同じような値段、同じような味で、そして同じような店内の雰囲気で個別に店を構えている。フローズンヨーグルトの一番の売りはヘルシーという点なので、ほとんどの店がノンファットを大きく掲げて、そのヘルシー志向に合わせるような爽やかな色で店内を統一している。緑、パステルカラー、白が多い。ほぼどこでもフルーツのトッピングがあるのだが、日本人としてぎょっとしたのが「餅トッピング」。「雪見だいふく」的なノリなんだろうが、その餅がまた本当の餅ではなく、あんみつに入っている薄いピンクとか緑の長細くて砂糖がまぶしてあるもちっとしているもの(名前がわかりません。。。)のようなものを餅トッピングとして使用しているところがちょっと日本人的には一言言いたくなってしまう。差別化の手段としては、量り売りモデルを適用しているところ、味のカスタマイズができる(トッピングとは別で好きな果物をフローズンヨーグルトのフレーバーとして混ぜ込んだもの)、などが見られる。加工された粉から作っているところが多い一方で、自分たちは唯一本当のヨーグルトを材料として使っていると宣伝しているところもある。
ちなみにこのフローズンヨーグルトブーム火付け役となったPinkberryにはスターバックスの創設者が投資しているらしい。次のスターバックスになる日も近いのかも?

2009年2月15日日曜日

Mama's on Washington Square


チャイナタウンとイタリアレストランを抜けて北に数ブロック、ワシントンスクエアという小さな公園の向かいに、Mama'sという人気のブランチ/ランチどころがある。曜日や時間に関わらず前を通るたびに耐えない行列で有名なレストランで、地球の歩き方 サンフランシスコなどにも紹介されている。観光客、通行人、サイクリスト、ジョギングの交通が耐えないエリアだということもあってか、邪魔にならないように行儀良くきちんと列を成しているのが特徴。この近辺ではウェイトリストに名前を書いて名前が呼ばれるまで店の前に群がって待つのが普通なので、きちんと整列しているのはアメリカでは珍しい光景だったりする。
わたしも近所に引っ越して1年以上、今週初めて、噂のブランチを食すことができた。もちろん1時間待つ忍耐力があればいつでも行かれる距離なのだが、出向くたびに数ブロック先からでもわかる長い行例に弱気になってしまい、いつも向かいのカフェで妥協していた。今回は金曜の朝8時半に到着、それでも満席で店内には行列。待ち時間20分という奇跡的な早さの後、オムレツ、コーヒー、バゲットをオーダーした。店内は黄色い壁にハート模様がちりばめられていて、カリフォルニアの日差しを連想させるようなまぶしさだ。
このカフェ、50年以上続いていて、パン、ペイストリーやジャムが手作りである上に、トマトは自家菜園という懲りようらしい。ここノースビーチでは地元の小売業の発展を守るために、チェーン店の出店がとても難しくなっている。それも手伝ってかMama'sのような長年続くこじんまりしたカフェや家族経営のレストランが多い。
で肝心のブランチはどうだったが、ということだが、1時間待つほどではないかなというのが正直な感想。そもそもオムレツやサンドウィッチでどこまで差がつくのかという話もあるけど。店内の雰囲気やサービスはとてもいいし、目の前には公園があって散歩するにも気持ち良いので、20分待ちくらいだったら(目安としては店外に列ができていないこと)一日の始まりを迎えるにはお勧めのスポットだ。

2009年2月8日日曜日

TIMBUK2


TIMBUK2は、サンフランシスコ生まれの超頑丈バッグ。サイクリングが大好きなサンフランシスコ人に合わせて、自転車フレンドリーな作りになっている。というのも、ここではバスや電車の駅まで自転車で行って、そのまま自転車をバスや電車に乗せることができる。公共バスでも必ず前後に自転車ラックがついていて、自転車とともに目的地まで行くことができるのだ。一方で、坂が異様に多い街なので、かごつきのママチャリというわけにもいかない。みんな前屈みでヘルメットをかぶって完全防備で毎日の通勤に備える。さらに特徴的なのはハイテク系企業関係者が多いため、ラップトップは肌身離さず持ち歩く。つまりバッグが頑丈でありラップトップをきちんと保護してくれるのはもちろんのこと、自転車に乗っていても邪魔にならない作りでないといけない。
わたしも2つ持っているが、10年20年使っても壊れないだろうという頑丈さである。その分カバン自体も相当重いが、それにさえ慣れてしまえば便利である。しかも色の選択も豊富で、デザイン的にもかなり遊べる。あえての難点と言えば、あまりにも何でも入ってしまうためについついカバンの中身を整理を怠ってしまうことだろうか。
実際にどれくらいはやっているか。わたしの同僚を見渡したところ、半分は持っているのではという印象を受けるくらい、浸透率は相当高い。カスタマイズもできるので、会社名やロゴを入れて社員に配っている会社もある。サンフランシスコのHayes Valleyに専用店を設けているが、これはどちらかというとフラッグシップストアという位置づけのように見られる。積極的にセールスを行ったり店舗を拡大するというよりも、新商品を紹介したり、この会社が始まった拠点としてサンフランシスコ人に存在をアピールしているような雰囲気だ。主なセールスチャネルとしては、Sports Basementなどのスポーツ店など。

2009年2月1日日曜日

Burt's bees


最近日本でも良く見かけるようになったBurt's bees、ここサンフランシスコではWhole foodsなどオーガニック系なスーパーマーケットなどでレジの横に置いてあるのを良く目にする。化学薬品を使っていないこと、再生可能なパッケージを使うこと、動物実験は行わない、など地球に、人体に優しい商品として環境派のサンフランシスコでは人気がある。例えばわたしも愛用しているリップクリームは普通にドラッグストアで売られているものの2倍はするが(それでも2ドルくらい)、パッケージもかわいいのでついつい手にとってしまう。ホリデーシーズンになるとハンドクリームやフットクリームとセットになったギフトパッケージなども売られているので、是非試してみては?日本でも公式サイトがあって、アマゾンなどでも購入できる。
そう言えばわたしの知り合いも最近この会社に移り、早速香港に転勤でマーケティングを手がけるらしい。アジアでのディストリビューションを拡大する日も近いのかも。

2009年1月8日木曜日

Mighty Leaf


Mighty leafというティーバッグが人気だ。紅茶はもちろんのこと、ハーブティー、ほうじ茶やジャスミン茶まで、種類は和洋中と豊富。日本人的には日本茶(緑茶やほうじ茶)の質はいまいちだが、種類が多いだけに一つや二つは必ずお気に入りを見つけることができる。(ただし日本のオンラインサイトで購入できる種類には限りがあるようだ。)
飲む前にまず目につくのは、パッケージ。デザインが可愛いだけでなく、茶葉が入っているティーバッグはシルクでできているという懲りようである。このティーバッグ、職人の手で一つ一つ作られているらしい。
もう一つの特徴は、名前が凝っていること。Bombay Chai Teaとか African Nectar Teaと聞くと、普通にChai Teaと言われるよりも何故か質が良いような気がしてしまう。当然のごとく、'Organic'というマジックワードもデフォルトのように使われている。リプトンなどと比べると2倍3倍の値段で売られていて、消費者がここまで払うのもこのパッケージとネーミングが与える高級感の効果だと思われる。
日本ではまだオンラインでしか購入できないようだが、アメリカに来る際には、日本では買えないレアな種類をお土産にすると喜ばれるかも。